高知家総合診療専門研修プログラム

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Voice ?総合診療専攻医の今?Voice ?総合診療専攻医の今?

患者さんやご家族のLifeに寄り添える医師を目指して患者さんやご家族のLifeに寄り添える医師を目指して

2018年度登録 ※2018年取材
上田 光里
(2015 年度高知大学医学部卒業) 
総合診療は将来どんな道を歩むとしても医師として大切な基盤となる――そう話す福本医師は、高知家プログラムの第一期生。現在は高知県立あき総合病院で、指導医・上級医や経験豊富な看護師などのコメディカル、そして何より患者さん自身から多くの学びを得ながら、日々研修に取り組んでいる。
研修医として勤めていた時、こういう人たちと?緒に働きたい、こういう医師になりたいという刺激を私に与えてくださったのが、総合診療に携わる先生方でした。病気だけでなく常に患者さんの背景までしっかり診ようとするその姿勢から、医師として、また人として大切なことを教わり、自分も総合診療医の道に進もうと決意しました。
現在はプログラム1年目の専攻医として、指導医・上級医の指導のもと、外来や病棟でさまざまな患者さんを受け持たせていただいています。まだまだ未熟ですが、ゆったりとした高知の暮らしや人のつながりの中で患者さん一人ひとりに寄り添った医療に関われることが、今の私の糧となっています。精一杯、成長しながら、少しでも地域医療に貢献できればと考えています。

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患者さんの疾患や周辺の問題を包括的・継続的に診る患者さんの疾患や周辺の問題を包括的・継続的に診る

2018年度登録、2020年度修了 ※2020年取材
江端 千尋
(2015年度高知大学医学部卒業)
救急や急性期だけ切り取るように患者さんを診るのではなく、患者さんの健康への不安や日々の暮らしに常に寄り添える医師でありたい――そんな思いで総合診療医を志した江端医師に、研修期間を振り返ってもらいました。
来院された患者さんの病気の診断がついたり、症状が改善し元気になっていかれる姿を見るのが、今の私の一番の喜びです。いずれは、小・中規模の病院で患者さんやご家族に寄り添った医療を実践していければと考えています。
さまざまな疾患を判断、フォローできる総合診療医にさまざまな疾患を判断、フォローできる総合診療医に総合診療医は、専門性の対極にあると思われがちですが、実はそうではありません。高齢化が進む中、複数の疾患や問題を抱える患者さんが増えていますが、総合診療医がさまざまな疾患に対して適切な判断やフォローをしながら、必要があれば専門の科に紹介したり包括的な支援につないだりすることで、そういった患者さんもいくつもの病院を回ることなく安心して地域で暮らしていくことができます。本プログラムの研修を通して、それこそが総合診療医の専門性だという確信を得ることができました。

患者さんとご家族のいちばん近くで寄り添い、支える患者さんとご家族のいちばん近くで寄り添い、支える 私は1年目は高知医療センターで主に専門科をローテートして学び、2年目は県東部の中核病院である高知県立あき総合病院で一般内科を中心に経験を重ねました。そこでは、住み慣れた地域で最期を迎えたいという患者さんの思いや、地域で医療が完結できる満足感に触れることができました。3年目の野市中央病院では、地域の規模が小さい中で、多職種連携による退院調整や在宅医療など経験の幅も広がりました。患者さんやご家族と深く関わり、病気だけでなくその人の思いや背景も診る。それが総合診療医の魅力です。ぜひ多くの研修医の皆さんに目指していただければと思います。 来院された患者さんの病気の診断がついたり、症状が改善し元気になっていかれる姿を見るのが、今の私の一番の喜びです。いずれは、小・中規模の病院で患者さんやご家族に寄り添った医療を実践していければと考えています。

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緊急性の高い病気を判別できる確かな臨床能力を養う緊急性の高い病気を判別できる確かな臨床能力を養う

2018年度登録 ※2020年取材
東山 祐士
(2014年度自治医科大学卒業)
高齢化が全国に10年以上先行する高知県で、総合診療やへき地医療に携わり地域に貢献すると同時に、これからの日本に必要な医療を学びたいと考える東山医師。今後の展望をお聞きしました。
臨床では病歴聴取に加え、患者さんを直接診たり聴いたり触れたりして身体で覚えるという経験を積むことが多いですが、学会に参加し、常に最新の医学知識を学ぶことも重要だと感じています。その両輪で、患者さんを支えていきたいですね。
患者さんの最初の窓口として症状や疾患を選り分ける力を磨く患者さんの最初の窓口として症状や疾患を選り分ける力を磨く総合診療医として大切なのは、やはり自分が患者さんの最初の窓口として、それがよくある疾患なのか稀な疾患なのか、あるいは危険な症状なのかそうではないのかを選り分けることです。十分な設備のない中で診察することも多いので、身体所見や病歴などから推察することも必要になってきます。そのセンス、能力を磨くことが重要だと感じています。その点、1年目の高知県立幡多けんみん病院では多様な疾患の患者さんを診察し、より実践的な経験を積むことができました。また月に一度、離島の鵜来島での診療も経験。廃校になった小学校の保健室を診療所に、へき地医療の現場を学ぶことができました。

病気を治すだけでなく、どう付き合っていくかを考える病気を治すだけでなく、どう付き合っていくかを考える 2、3年目にお世話になったのは山間部の梼原病院です。幡多けんみん病院が救急を受け入れる側だったのに対し、梼原病院は救急患者を送り出す側。どこまでなら自分で診られるのか、どこからは送った方がいいのかという線引きをここで学ばせてもらいました。 今後、高齢化が加速する中、病気の治療はもちろん、どう病気と付き合っていくかがより重要になってきます。それを担うのは総合診療医。大きな使命を感じています。 臨床では病歴聴取に加え、患者さんを直接診たり聴いたり触れたりして身体で覚えるという経験を積むことが多いですが、学会に参加し、常に最新の医学知識を学ぶことも重要だと感じています。その両輪で、患者さんを支えていきたいですね。

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複数の疾患や多様な背景を持つ患者さんとご家族を支えられる医師に複数の疾患や多様な背景を持つ患者さんとご家族を支えられる医師に

2018年度研修開始、2020年度研修修了 ※2020年取材
西原 桜子
(2013年度 自治医科大学卒業)
私は地域医療を志す中で、新設された制度への期待を持ってこのプログラムに参加しました。研修期間中、県西南部の中核病院である幡多けんみん病院、地域密着型の嶺北中央病院、三次救急医療機である高知医療センターに赴任。どの施設でも、指導医の心強いサポートのもと診療方針などを自分で決めさせてもらえることが多く、たくさんの貴重な経験を得ることができました。 3年間を通して何より勉強になったのは、患者さんの治療環境のマネジメントです。高齢化が進んで複数の疾患を抱える患者さんが増え、さらに社会的な問題や生活背景なども絡み合う中で、多様なスタッフと連携して治療と生活のマネジメントを行うことの重要性と難しさを実感しました。また患者さんとご家族の思いにしっかりと寄り添っていくために、例えば嚥下機能が落ちた方に対してのリハビリや、在宅の緩和ケアなどについてもっと学びたいと考えるようにもなりました。 総合診療医の需要は今後さらに高まっていくと思いますが、その分、自己研鑽やライフプランの実現と両立してフレキシブルに働ける専門領域だとも感じています。プログラムを修了してもまだまだ学びの途中ですが、総合診療医としての自分の道はここから始まると信じています。

指導医メッセージ指導医メッセージ
澤田 努 先生

当科では、総合診療Ⅱを担当し、6名のベテラン指導医のもとで安心して研修ができます。現在2名の専攻医の先生が研修中で、病棟や外来を担当し、曜日を定めて内視鏡や超音波検査などの研修もあります。外来は、毎日4列で運用され、複数の病気を抱えどの診療科を受診したら良いか迷っているとか、紹介状を持たずに来院した患者さんなどを診察します。院内には43の専門診療科もあるので、困った時にはいつでも相談できる恵まれた環境にあります。病棟では、救急医療センターと連携して幅広い分野に渡る救急症例も豊富に経験できます。

高知医療センター 総合診療部長、臨床研修管理センター長 澤田 努 先生

川村 昌史 先生

当幡多けんみん病院内科では総合診療Ⅱ及び内科領域の研修を行います。これまで3名の日本プライマリ・ケア連合学会認定の総合医・家庭医養成プログラム専攻医の指導実績があり、現在も1名の総合診療専門医を目指す専攻医を指導しています。幡多地域の最後の砦として、よくある疾患から希少疾患まで幅広く経験でき、日常診療で必要となる各種手技の習得も可能な体制を整えています。また疾患のみではなく、生活者としての患者・患者背景を視野に入れた対応を学んでいただけるよう心がけています。幡多地域の豊かな自然を楽しみながら、ぜひ一緒に総合診療専門医を目指しましょう。

高知県立幡多けんみん病院 内科部長(統括)、研修管理センター長 川村 昌史 先生

公文 龍也 先生

当院は、地域に根付いた中核病院として、近隣の診療所からの紹介および高次の医療機関からの転院が多数あり、救急指定病院として年間300台前後の救急搬送を受け入れています。外来での疾患も多岐にわたり、さまざまな症例が経験できますし、他科の先生にも気軽に相談ができるため、知識の幅が広がる環境にあります。また、特別養護老人ホーム オーベルジュも併設しており、医療と福祉の連携についても勉強できます。香南市は、高知県の中でも人口減少が少ない地域で、若い世代もたくさん住んでおり、また病院の場所は、南海トラフ大地震による津波からも安全とされています。

野市中央病院 院長 公文 龍也 先生

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